地図模様

06年10月18日〜22日 沖縄 伊平屋島のログ


 感動、そして大迫力!沖縄の海を満喫!
 
  

  

10月18日〜22日で沖縄県、伊平屋島へ行ってきました。昨年に続き2度目の開催
です。沖縄の島々の中で、最北端に位置する伊平屋島は海、山、共に手付かずの自
然が残されている美しい島。昨年はお天気に恵まれませんでしたが今回は概ね晴れ
で青い空と海、、まぶしい太陽、これぞ沖縄!と言うのを満喫する事が出来ました。
海のコンディションはあいにく風が強かった為、お目当てのビッグポイント<スーカブヤ
ー>には1本しか潜れませんでしたが予想以上の大迫力に皆さん大興奮でした。その
他のポイントも沖縄らしさを十分に感じさせてくれ伊平屋の海を目一杯楽しむ事が出来
ました。今回潜ったポイントはス-カブヤー、イラブ石、チズカ、学校下、ニヌファー、ヤヘ
ー岩の計6DIVEでした。ツアーに参加して頂いた皆さんありがとうございました。

潜ったポイント

スーカブヤー
     水深30M、平均潜水時間20分、平均透明度30M、水温25度

    伊平屋島の北端、すなわち沖縄の最北端のクバ山灯台沖に位置する小さな岩山がポイ
    ント。潮の流れが早く、波があるのでフリー潜降のドリフトダイビングと言うスタイル。
    この日はエントリーしてすぐマルコバン&ロウニンアジの群れに遭遇、その後ギンガメアジ
    の大群が壁のように延々と続く今まで見た事の無い光景に呆然としました。クライマックス
    はホワイトチップにメジロザメ、大型のオグロメジロザメ、と続々サメの登場でこれまた想像
    を絶する光景が繰り広げられ我を忘れる程の大興奮でした。どんなに凄かったかって?
    それはツアーに参加された方に直接お聞きくださいね....
    その他、大型のナポレオン、オオカマス、ツムブリ、バラフエダイなどなど大物オンパレード
    でした。
  

 見た魚...ギンガメアジ、ロウニンアジ、カスミアジ、ツムブリ、マルコバンアジ、オオカマス
        ネムリブカ、メジロザメ、オグロメジロザメ、ヤイトハタ、バラフエダイ、ナンヨウハギ
        ナポレオンフィッシュ
       
学校下
     水深11M、潜水時間55分、透明度30M、水温25度
     
     真っ白な砂地にサンゴの根が点在、何とも沖縄らしい気持ちのよいポイントでした。
     キンメモドキやスカシテンジクダイが根を覆い隠し砂地ではガーデンイールが見れました。
     ハナダイやゴンベ、スズメダイにチョウチョウウオなどがところ狭しと泳いでいて大変賑や
     かでした。可愛らしいパンダダルマハゼもみれました。

見た魚...キンメモドキ、スカシテンジクダイ、ガーデンイール、ホシテンス、イロイザリウオ、カクレクマ
        ノミ、ハマクマノミ、コクテンフグ、ミノカサゴ、オニダルマオコゼ、キンギョハナダイ、ミツボシ
        クロスズメダイ、アマミスズメダイ、シコクスズメダイ、ヤマブキベラ、ハナゴイ、スミツキトノ
        サマダイ、キホシスズメダイ、デバスズメダイ、フエヤッコダイ、メガネゴンベ、ミナミハコフグ

イラブ石
     水深14M、潜水時間50分、透明度10M、水温25度
  
    北東の風が強く島の西側に位置するポイントへ。海底から突き出した岩の周囲を潜ります。
    十分に一周する事ができその周りにはソフトコーラルが群生しておりキンギョハナダイやカスミ
    チョウチョウウオが乱舞すると言う何とも美しい光景でした。当然のように回遊魚も周ってきて
    この日はイソマグオロやスマガツオ、カスミアジにタカサゴやクマザサハナムロ<沖縄で言う
    グルクン>にウメイロモドキなど、地形も面白くみどころ満載でした。

見た魚...イソマグロ、スマガツオ、カスミアジ、カスミチョウショウウオ、キンギョハナダイ、タカサゴ、
       ウメイロモドキ、クマザサハナムロ、シテンヤッコ、タテジマキンチャクダイ、ハタタテハゼ
       
チズカ
     水深14M、潜水時間50分、透明度15〜20M、水温25度
  
    エダサンゴが群生しており春〜コブシメが産卵に訪れます。サンゴ周辺にオドリハゼの巣穴が
    いくつかあり写真に収めようと頑張りましたがシャイで臆病な彼?はなかなか写真を撮らせて
    くれませんでした。他にはハナヒゲウツボが2個体見ることが出来、こちらはバッチリ写真を撮
    る事ができました。大きなオニダルマオコゼも居てました。

ニフファー
     水深14M、潜水時間50分、透明度15〜20M、水温25度
  
     小さなサンゴの根が7つ北斗七星のように並んでいる事から沖縄の方言でこの名前が付いた
     と言うなんともロマンチックなポイントです。それぞれの根にも特徴があり、キンメモドキやスカシ
     テンジクダイが群れていたり、ヨスジフエダイやデバスズメダイの根、ミノカサゴがやたら多い
     根にアザハタが着いていたりと水深も浅いのでのんびりゆっくりと楽しむ事ができました。

見た魚...ヨスジフエダイ、スカシテンジクダイ、カクレクマノミ、ハタタテハゼ、クロユリハゼ、メガネゴン
       ベ、ホシゴンベ、サラサゴンベ、、ハナゴイ、キンギョハナダイ、アザハタ、デバスズメダイ
       ヘラヤガラ、ミノカサゴ、ハナビラクマノミ、ハマクマノミ、アカマツカサ、ミナミハコフグ、ハナ
       ヒゲウツボ、オニダルマオコゼ、オドリハゼ、ベラギンポ、モンガラカワハギ、キンメモドキ
   

   

ヤヘー岩
     水深15M、潜水時間45分、透明度20M、水温25度
  
     島の北側、沖合い約50Mにそびえる大きな岩山で観光の名所でもあります。別名はイセエビの
     宿と言われるダイビングポイントで水中洞窟の中には大きなイセエビが潜んでいました。
     釣りのポイントと言う事もあり時折イソマグロやアジなども回遊してきますがこの日はホワイトチッ
     プシャークが現れました。

番外編<おまけ>
伊平屋は観光化されつつある島々に比べ本当に素朴な島でした。特に私達が滞在した野甫<のほ>島
はとりわけその色を強く残していました。エメラルドグリーンの海に延々と続く美しいビーチ。昔の古い民
家が今もたくさん残っておりほとんど見ることも無くなった共同売店も存在していました。島の人たちの暖
かさにも感動しました。


  

左から<フェリーからの伊平屋島、野甫の共同売店にて、切り株のトイレ、
写真上は民宿のほの前庭にて>
  

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